最初に前職場で発症
4年前の職場で初めて発症、集団に追いかけられた(集団ストーカー)や、職場で噂されている、自宅が監視されている等と思い込み、自ら作った妄想に追い込まれ、他県までさまよったところを保護され、精神科に通うことに。
最初はレキサルティという薬をもらい、1か月後職場復帰。
治療や支援の過程と回復への道のり
統合失調症の方によくある話だそうですが、患者自身にとっては、妄想自体が実際に起こったことだと思っているため、病気だという自覚がないそうです。
私も当時は妄想だと思ってなかたっため、1年間服用した薬(レキサルティ)をやめてしまい、再度前職場で発症。
数か月の休職後、そのまま退職
薬だと服用をやめてしまうと判断され、ゼプリオンの筋肉注射という、月に1回で済むものに変更されました。
しかし、まだ妄想と現実の区別がついていなかったため、一人暮らしを始めた後に今度は通院自体をやめてしまい、再度発症し、閉鎖病棟へ入院となりました。
精神病院 閉鎖病棟の体験
後からわかったのですが、措置入院ではなかったので、良いところだったそうです。
しかし、半数が認知症と身体ケアを必要とする高齢者の方々と、何年も入院している患者たちばかり。
また初の閉鎖病棟への入院だったので、パニックになり、看護師さんたちの部屋の窓ガラスを叩いてしまいました。
1週間ほど、保護室という檻の部屋に入り、後は大人しくしていたので、症状が落ち着いた人たちの部屋に移動させてもらい、2か月ほど入院した後退院。
薬はエビリファイの筋肉注射に変更され、今はクリニックのほうで継続しています。
OT(作業療法)の時間に病気について書かれた本を何冊か読み、自分が病気であるということをやっと理解しました。
統合失調症をもつ人への理解と共生の必要性
統合失調症は、幻覚、妄想、思考障害、感情障害などの精神病症状を特徴とする精神疾患です。統合失調症は、成人期早期に始まる慢性の疾患ですが、適切な治療を受けることで、多くの人は機能的で生産的な生活を送ることができます。
統合失調症の正確な原因は不明ですが、遺伝的要因と環境的要因の両方によって引き起こされると考えられています。統合失調症の家族歴がある人は、この疾患を発症する可能性が高くなります。統合失調症を発症するリスクを高める可能性のある環境要因には、喫煙、薬物乱用、頭部外傷などがあります。
統合失調症の症状は人によって異なりますが、一般的な症状には、幻覚、妄想、思考障害、感情障害などがあります。幻覚とは、実際には存在しないものを見たり聞いたりすることであり、妄想とは、実際には真実ではないことを信じることであり、思考障害とは、考えをまとめたり、集中したりすることが困難になることであり、感情障害とは、感情を表現したり、感じたりすることが困難になることです。
統合失調症の診断は、医師の診察と精神科的評価に基づいて行われます。統合失調症の治療には、抗精神病薬、心理療法、社会的支援などがあります。抗精神病薬は、幻覚、妄想、思考障害などの精神病症状を軽減するのに役立ちます。心理療法は、認知行動療法や対人関係療法などがあります。認知行動療法は、認知の歪みを修正し、対処スキルを向上させることに焦点を当てています。対人関係療法は、対人関係スキルを向上させることに焦点を当てています。社会的支援には、家族や友人からの支援、社会復帰プログラムへの参加などがあります。
統合失調症は、適切な治療を受けることで、多くの人が機能的で生産的な生活を送ることができます。
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